
気に入った物件が見つかったら、並行して住宅ローンの事前審査を進めましょう。事前審査とは、金融機関が「この人にいくらまで融資できるか」を事前に確認するプロセスです。購入申し込みの前に事前審査を通過しておくことで、売主への交渉力が高まり、スムーズに契約へ進めます。
住宅ローンの金利タイプは大きく3種類に分かれます。それぞれの特徴を正しく理解した上で選択することが重要です。
① 固定金利型 借入時の金利が返済終了まで変わらないタイプです。毎月の返済額が一定のため、長期的な資金計画が立てやすいのが最大のメリットです。金利上昇リスクを避けたい方や、家計の安定を重視する方に向いています。代表的な商品として「フラット35」があります。
② 変動金利型 市場金利の動きに連動して、定期的に金利が見直されるタイプです。現時点では固定金利より低い金利が設定されていることが多く、月々の返済額を抑えられる反面、将来的な金利上昇によって返済額が増えるリスクがあります。
③ 固定期間選択型 一定期間(3年・5年・10年など)は固定金利が適用され、期間終了後に改めて金利タイプを選択できるハイブリッド型です。当初の返済計画を立てやすく、固定期間中に繰り上げ返済を積極的に行う戦略とも相性が良いタイプです。
① 主な必要書類 金融機関によって多少異なりますが、一般的に以下の書類が求められます。
本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
収入証明書類(源泉徴収票・確定申告書など)
勤務先情報(在籍証明書・健康保険証など)
物件に関する書類(販売図面・登記簿謄本など)
② 審査で注意すべきポイント 事前審査の結果に影響を与える主な要素は、年収・勤続年数・他の借入状況・健康状態の4点です。特にカーローンやクレジットカードのリボ払いなど、既存の借入がある場合は審査に不利に働くことがあります。審査前に不要な借入を整理しておくことをおすすめします。
また、複数の金融機関に同時に事前審査を申し込むことは一般的に問題ありません。金利・手数料・団体信用生命保険の条件を比較した上で、最終的な借入先を決定しましょう。